アカハラの野鳥日誌

ただの日記

飛行機がビュンビュン飛ぶ下は鳥の楽園だった

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606200308j:plain

 

 今週は土日どっちも空いていたので、飛行機で沖縄に行き、リュウキュウアカショウビンを撮りに行く! っていうのは勿論嘘で(笑)、今日は羽田空港のお膝元にある東京港野鳥公園に来た。コロナの影響で昨年12月26日からずっと閉まっていたのだが、今月から漸く再開したという情報を仕入れたためである。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606201452j:plain

こういうパンフレットはいくらでも見ていられる。

 

水鳥天国

 まず現れたのは多摩川河口の専属モデル、ピンクの長い美脚の持ち主のセイタカシギであった。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606202152j:plain

これぞ野鳥界のトップモデル! 野鳥界の菜々緒よ。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606202304j:plain

歩き回る野鳥界の菜々緒

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606202408j:plain

野鳥界の菜々緒も頭がかゆくなるらしい。

 野鳥界の菜々緒を見送った後、場所を移動。すると、約1か月ぶりにササゴイが現れた。まさか、ここで会えると思っていなかったので、これは今回の一番のラッキーだったかもしれない。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606202549j:plain

じーっと観察小屋で見ていたら近づいてきた。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606202912j:plain

魚を何匹も食べていた。

 近くにはすごーい首の動かし方を披露してくれたダイサギも。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606203123j:plain

よく伸びる首だなあ。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606203327j:plain

伸縮自在、洗面所の水道の管みたいな形にもなるようです。

 干潟には更に、黄色いアイリングがめちゃくちゃかわいい推しのコチドリの姿も。「推し」、アイドルオタみたいな書き方になってしまった(笑)。

 

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606204453j:plain

ほんと好き、推しだわ~(笑)

飛翔写真シリーズ

 鳥の姿が多いのは何も干潟だけではない。上空もしょっちゅう多くの鳥たちが横切っていく。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606204648j:plain

かなり高いところをミサゴが飛んでいた。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606204755j:plain

今回は飛んでいる姿を目にする機会が多かったカワウ。

 そして、今回最も見たかったかつ、写真を撮りたかったのがイワツバメ。ふつうのツバメよりも一回り小さい彼らはものすごいスピードかつ予測不可能な方向転換運転。でもこれが彼らの通常運転なのだ。そんな彼らの写真を撮るのは一筋縄ではいかない。

 1時間以上ねばり、ピンボケ写真や単なる風景写真と化したような失敗ばかりを繰り返した結果、漸くほんの数枚だけ見られる写真がこちら。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606205328j:plain

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606205444j:plain

 

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606205513j:plain

 

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606205537j:plain

これらの写真を撮れた時、思わずガッツポーズ。周りからは危ない人だと思われたかもしれない。腰の白い部分が目立つのが特徴。

 最後にネイチャーセンターに寄って、本日レンジャーの方によって確認されている野鳥のリストをチェック。オオソリハシシギを見ることができなかったのは残念だが、ほぼほぼ発見することができた自分に成長を感じた(笑)。

f:id:akaharashiroharatoratugumi:20210606205845j:plain

どこに何の鳥が見られるか、マップで確認することができる。

 

 暑い中での一時間のイワツバメ写真チャレンジはきつかったが、総じて満足の鳥見だった。今度、秋のシギチの渡りが始まった8~9月頃に再訪したいと思う。

 

今回見られた野鳥

コアジサシ
ウミネコ
ダイサギ
アオサギ
ササゴイ
コチドリ
セイタカシギ
チュウシャクシギ
カイツブリ
カワウ
ツバメ
イワツバメ
ムクドリ
ドバト
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ヒヨドリ
スズメ
メジロ
シジュウカラ
コゲラ
トビ
ミサゴ
計23種類